パーソナルブランディングって言葉、最近どこでも聞きますよね。
でも、多くの人が勘違いしてる。
肩書きを派手にするとか、SNSでキラキラ発信するとか、そういう「盛り」がブランドを作ると思ってる人が多すぎる。
僕自身、駆け出しの頃は悩んでました。
「どうすれば信頼されるのか」「どうやったら選ばれる存在になれるのか」。
必死に情報を集めては、もっとカッコいいプロフィールを作った方がいいんじゃないかとか、印象に残るキャッチコピーが必要なんじゃないかとか、そんなことばかり考えていた。
でも、現実は残酷です。
どんなに肩書きを工夫しても、数字や実績がなければ誰も耳を貸さない。
言葉を盛れば盛るほど、逆に「中身がない人」に見えてしまう。
じゃあ、何が人の心を動かすのか。
答えはシンプルで、事実なんです。
「この人は結果を出している」「言ってることとやってることが一致している」
その積み重ねが、気づけば周りの評価になり、勝手に“ブランド”になっていく。
つまりパーソナルブランディングって、自分が演出して作り込むものじゃない。
自分の行動と成果を見た“他人が語り始めること”なんです。
僕は派手さよりも地道な積み上げを信じています。
中身がないまま光らせても、すぐに剥がれる。
逆に、実績をベースにしていれば、何も飾らなくてもブランドは残る。
だからこそ伝えたい。
パーソナルブランディングは「盛る」ことではなく「削ぎ落とす」こと。
余計な演出を削って、結果と本質だけを残す。
そこからしか、本当の信頼もブランドも始まらない。