本日はSNSマーケティングについてお話します。
SNSを四六時中更新している方をよく見かけます。
写真を撮り、動画を作り、ハッシュタグを並べて……。
その努力を否定するつもりはありません。でも、あえて言います。
「SNSに時間をかける人・会社ほど、成果が出ない」
なぜか?
それはSNSが売上を生む仕組みではないからです。
フォロワー数が増えることと、売上が伸びることは、ほとんど関係がありません。僕自身もかつては「まずはSNSで認知を広げよう」と考えていました。でも現実は、数千フォロワーを獲得しても問い合わせはほぼゼロ。会社の数字は1ミリも動かなかった。
結局、SNSは「導線の途中」でしかないんです。
商品を買ってもらうまでの流れが設計されていなければ、いくら更新しても空回りする。逆に、しっかり導線が整っていれば、SNSの投稿はたとえ週1回でも十分成果につながる。
要するに大事なのは「SNSをどうやるか」ではなく、「SNSに人を流した先で何が起きるか」。ここを見落としている会社がほとんどです。
僕が経営を通して学んだのは、SNSは目的ではなく手段だということ。商品設計、導線設計、利益構造。この土台を整えた上でSNSを使えば強力な武器になる。逆に、土台がないままSNSに時間をかけるのは、砂漠に水をまくようなものです。
だから僕は、SNSにかける労力をまずは仕組みづくりに回すべきだと強く言いたい。
見た目の数字(フォロワーやいいね)では会社は救えない。救うのは利益であり、利益を生む仕組みです。